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人生の選択肢はまだまだある!まずは知ることから始めよう!

駅で悩む人
Photo by christopher catbagan on Unsplash

人生は就職か進学かの二者択一じゃない。

学校で教えてくれることが全てじゃない。

色んな選択肢を知ってもらうことが、このサイトの目的です。

本サイトの内容には、多分に管理人の経験に基づく主観が含まれています。
すべての進路指導の先生方、大学等に該当するわけではありませんので、予めご了承ください。

目次

人生の選択肢

就職か進学か、以外の選択肢

第3の選択肢:働きながら学ぶ、学びながら働く

「就職したら学べない」と思うのは誤りです。むしろ本当の学びは、社会に出てから始まります。
職場では、関心のある職種や分野、技術、人に出会うことがあります。
もっと知りたいと思う分野や技術、人に出会ったら、そこから学ぶことを忘れないでください。
学びの場は大学や専門学校に限りません。現代では、YouTube、ウェブサイト、お金をかけずに学ぶ方法はいくらでもあります。
上場企業には、有名大学を卒業した人が多く入社してきます。しかし、残念なことにその殆どの人が入社と同時に学ぶことを止めてしまいます。学び続けることで、人は本当の意味で成長することができます。
インターネットの高度な情報通信技術は、かつての郵便を用いた通信教育の学びの姿を180℃転換しました。
このサイトでは、大学や資格取得のために通信教育を活用する方法を推奨しています。

第4の選択肢:やり直す

進路指導の先生は、就職か進学かの選択が一生に一度しかない機会ように言います。
しかし、それは誤りです。人生は何度でもやり直すことができます。
でなければ、転職サイトがこれほど人気になるはずはありません。世の中は、人生をやり直そうとしている人であふれ、社会がそのような人を必要としていることを証明しています。
敢えていうなら、進学しても中退する方法も選択肢の一つです。ただし、上手な中退の仕方があるので、それは別の記事でお話しします。
大学を中退した成功者には、スティーブ・ジョブズ(スタンフォード)、ビル・ゲイツ(ハーバード)、マーク・ザッカーバーグ(ハーバード)など、名だたる有名人がいます。もちろん大学を卒業した成功者はもっとたくさんいますが「大学を卒業しないと成功できない」という考えは誤りです。

第5の選択肢:エキスパートになる

大学を卒業していなくても、高校を卒業していなくても、技術を極めたエキスパートになれば、誰もあなたの経歴をバカにすることはできません。
「才能のない奴は大学に行け」これは、タモリさんのことばですが、極めて的を得た指摘です。
もしもあなたが、芸能、音楽、造形、執筆、スポーツなどの分野で秀でた才能を持っているなら、大学に行く必要はまったくありません。一日も早く社会でその才能に磨きをかけてください。
棋士の藤井聡太さんは高校を中退しました。高校卒業の資格すら将棋の道に不要と考え、退路を断った決断は後の時代に称賛されることでしょう。

ありがちな誤解

進路指導の先生や保護者に相談すると、下記のようなことを言われることがあります。

  • 働きながら学ぶなんて体力がもつわけない。
  • 通信制の大学や資格学校にロクな学校はない。
  • 大学を出ないと出世が遅く給料も上がらない。
  • 仕事を変わると振り出しに戻って出世も遅い。
  • とりあえず大学を出てからにしろ。

これらの指摘は、間違っている、とは言い切れませんが誤解も混じっています。
働きながら大学に通う苦学生は昭和のイメージです。インターネットが発達した今、通信制の大学や専門学校を活用することで、体力や時間を無駄にせず、合理的かつ安価に学ぶことが可能になりました。

通信制の学校にロクでもない学校が含まれていることは事実です。しかし、すばらしい教育を提供している学校も数多くあります。慶應義塾大学通信教育課程は、その代表といって良いでしょう。慶応義塾大学通信教育課程は、通学部と同じ卒業証書であり「通信」の文字は入りません。卒業生の会である三田会にも加入できます。ただし、単位を取るのは通学部以上に超絶難しいので仕事との両立はオススメできません。大学はブランドで選んではいません。

仕事を変わると出世が遅くなる、という企業もあるかもしれませんが、現代ではキャリア採用と言われる経験者採用を行っている企業が殆どです。中途採用でその後の昇格、昇給に影響があったとすれば、それは中途採用が原因ではなく、あなたの能力が原因です。

18歳で将来が決まるのか?

進学するにも就職するにも、家族や教員は「将来何をしたいか」、「何をすべきか」、「何ができるのか」決めることを求めます。しかし、家族と教員しか大人と接したことのない若者にこれを決めることはできるでしょうか?社会に出てもいないのに、大学、学部、就職先を決めろというのは、無茶なことです。

教員や家族はあたかも、一生に一度の選択、ここで決めなきゃ後がない!的な切羽詰まった選択を迫ります。

世の中には、無数の企業や職業、職種があります。18歳でこれらをすべて理解し、その中から道を選択することは、絶対に不可能です。大人にさえ不可能なのですから。

18歳で決める将来を決める必要はまったくありません。
進学しても、就職しても、途中で発見した道にシフトすることは可能です。
むしろ、途中で気がついたこと、発見したことが、あなた自身を形成するとても重要な要素になるのです。

教員はなぜ2者択一を迫るのか?

毎年冬になるとネットニュースやテレビではセンター試験が話題になります。まるで、すべての高校生が進学を前提としているように。

しかし、実際には、進学はしたいけど様々な事情で悩んでいる方も少なくありません。殊に、近年のコロナ禍は、家計や企業の業績を直撃しました。好業績をあげ、賑わっているのは一部の大企業だけです。

このような環境の中、進路指導の先生は人生に一度しかない(実際にはそうではありませんが)選択として、就職か進学かを迫ります。
センター試験というハードルに向かう前に、高校生にはまず進学するのか?という、とてつもなく大きな選択が迫られます。

進路指導の教員は、たった10数年しか人生経験のない若者に「家族と自分の将来を秤にかけろ」と迫るのです。私にはとても残酷な選択を迫っているように思えてなりません。

人生の天秤
人生の天秤
教員が就職と進学の二者択一を迫る理由
  • 学校が新卒の進学率の向上を望んでいるから
  • 進路指導教員が他の選択肢を知らないから

二つともあなたとは関係のない迷惑な理由ですね💧

駅で悩む人

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この記事を書いた人

KUA TATSUのアバター KUA TATSU 管理人

このページにたどり着いた方は、人生の進路に迷っている方だろうと思います。
管理人も同じように迷った一人です。
このサイトでは主に管理人の経験を元に、迷っている当時は気が付かなかった人生の選択肢について記事にしています。
管理人は会社員のかたわら、大学院で主に博物館と障害者の間に存在する社会障壁について研究しました。
管理人の経験が少しでも皆さまのお役に立てれば幸いです。
 ○学芸員
 ○ICOM(国際博物館会議)会員
 ○美術による学び研究会(学会)会員
 ○エイブル・アート・ジャパン 会員
 ○京都芸術大学大学院芸術環境研究領域 芸術教育分野修了

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