通信制大学には「スクーリング」という対面授業で
30単位以上を取得することが義務付けられています。
インターネットの発達は、社会人が学ぶ上で大きな障壁となっていた
スクーリング形態を大きく変化させました。
通信制なのに学校に行かなきゃいけないの?
めんどくさいなぁ〜
最近では、遠隔で参加できるスクーリングも増えています。
スクーリングに参加するのは大変だけど、メリットもありますよ!
スクーリングってなに?
スクーリングの概要
大学は原則4年間在籍し、124単位以上を修得し、卒業論文、卒業制作に合格することで学士の学位が与えられます。
大学設置基準では、卒業必要単位のうち30単位以上を対面式授業で取得するよう規定されています。
スクーリングは、大学によって夜間開催、土日、盆休み前後、正月休み前後に設定されることが多く、働きながら学ぶ人にとっては、休暇の取得が大きな障壁となっていました。
しかし、近年インターネットの普及で、動画視聴やZOOMなどの遠隔会議システムを使った授業をスクーリングに参加したとみなす科目や大学も増えました。
- 対面授業(日時指定)
- 大学や指定会場で講義を受講する
- 夜間、土日、夏季、冬期など実施形態は様々
- 動画(録画)視聴(開講期間にが限られている場合が多い)
- 一般には公開されていないサイトにログインし、動画を視聴する
- 動画は予め録画されたもの(YouTubeみたいな)
- リアルでリモート参加(日時指定)
- リアルで実施される講義にZOOMなどを使い遠隔で参加する。
スクーリングの注意点
- 通常、遅刻早退を認めず、全日程の参加を義務付けることが多いようです。
- 開講スケジュールには、気をつけましょう。
必要なシステム
- 1.スマホで視聴
-
スマートフォンに、ZOOMなどの会議用アプリをインストールすることで、講義を視聴したり、ミーティングに参加することができます。
アプリは、無料配布されています。
ただし、データ通信量は多いので、WiFiなどの利用をおすすめします。
ZOOMアプリのダウンロードはこちら
- 2.タブレットで視聴
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タブレットでの参加もスマホと同じです。
アプリは無料ダウンロードできます。
- 3.パソコンで視聴
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パソコンで参加することも可能です。
講義の中で、資料の共有(参加者の画面に自分の資料を表示させる)が必要な場合、スマホよりもパソコンの方が便利です。
スマホ | タブレット | パソコン | |
視聴 | ◎ | ◎ | ◎ |
資料共有 | ☓ | ◎ | ◎ |
グループ討議 | △ | ◎ | ◎ |
スクーリングのメリット
仲間に出会える
通信教育では、孤独になりがちです。
孤独な勉強は、学習を進みにくくし、学習そのものの意欲を削いでしまうことがあります。
スクーリングは、単位を取得することが目的ですが、学友と触れ合う貴重な機会でもあります。
同じ環境で学ぶ学友に出会うことは、大きな励みになります。
リアルのスクーリングへの参加はそれなりに負担もありますが、可能な限りリアルスクーリングへの参加をオススメします。
理解が進む&単位を取りやすい
スクーリングの講義は独学の何倍も学習の理解を深めてくれます。
多くの仲間と講義を受講することは、大学生としての認識も高めてくれます。
そして、大抵の科目は終了時のレポートを提出すれば、単位を修得できます。
レポートの難易度は、科目や教員により様々ですが、単位修得試験よりははるかに合格しやすくなっています。
スクーリングが開催されて、参加可能であれば、是非参加してください。
- 仲間に出会える
- 理解が進む
- 単位を取りやすい